ハンドメイド作家としてのポジショニングを決める
- Michiko Ozawa
- 2016年7月4日
- 読了時間: 3分
ハンドメイド作家として成功するために必要なのは、 自分自身の「ポジショニング」を明確にするということです。
どういうことかと言うと、たとえばあなたに芸術的な才能があって、 色も形も素晴らしい器を作り、価格を30万円に設定したとします。
作品ができたので「ミンネやクリーマで販売しよう!」 と出品しても、おそらく30万円の器は売れることはないでしょう。
なぜなら、それを欲しい人はおそらくミンネやクリーマを訪れないからです。
芸術的才能があったとしても、 ハンドメイド作家として売り上げを上げたいのであれば、 自分が作りたいものだけを作ってはいけません。
ハンドメイド作家が作るのは、「作品」ではなく「商品」です。
商品であるなら、 「自分が何を作りたいか」ではなく、 「お客様が何を欲しているのか」を第一に考える必要があります。
ミンネやクリーマに集まるのは、ほっこりとした、使い勝手の良い、 お小遣いで買える器かもしれませんよね。
その事実から目を背け、「わかる人にはわかるだろう」と作品を陳列していても、 誰も買ってはくれない、ということです。
また逆に、 作品をたくさん作って、 安値で学校のバザーや地域のマーケットに出品する人がいます。
目的が「たくさん売ること」なので、 必然的に値段は安くなり、材料費にはこだわりますが、 自分の労賃は度外視してしまいます。
そういう人は、作ること自体が楽しいので、 ハンドメイドをビジネスとして捉えることができません。
「場所代が出たからいいね」「喜んでもらったからいいね」では、 ビジネスは成り立ちません。
上記のような、「芸術家」「バザー作家」のポジショニングで仕事をしたいと思うなら、 ここで学ぶことは何もありません。
ですが、ビジネスとして成功するハンドメイド作家になりたいのであれば、 自分のポジショニングを考え直す必要があります。
ハンドメイド作家のポジショニングって??
ではハンドメイド作家として生活するためのポジショニングって??! と思われるかもしれませんね。
ポジショニングとは 「○○を製作し、販売して収入を増やすハンドメイド作家」 です!
特に大切なのが、「収入を増やす」ことです。
趣味でやっているのであれば、 「一定の収入を得るハンドメイド作家」で良いでしょう。
しかし、ビジネスとしてやっていくのであれば、業界の流れを読み取りながら、 徐々に売上を「増やして」いかなくてはいけません。
でも、そんなポジショニングで仕事をする人って、 どんな人だと思いますか???
・・・? ・・? ・?
そうです、『社長』です!
このポジショニングで仕事をしていくと決めた時から あなたは社長になるのです。
ぜひ、社長のマインドを持ったハンドメイド作家になりましょう。
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