７２歳のおじいちゃんが ＬＩＮＥのスタンプを作ったとして ネット上で大きな話題になっているのを ご存知でしょうか？
そのおじいちゃんは 田澤誠司さんという方です。
なぜ田澤さんがラインスタンプを 作るようになったのでしょう？？ 田澤さんがPCを学び始めたのは ５２歳のとき。
電気設備工事の施工管理をしていた田澤さんは、 仕事がらPCを使用せざるを得なくなり PCを独学で習いました。
田澤さんの作るスタンプのテーマは 「工事現場の安全促進」とか 「団塊の世代」とか 「誰が使うんじゃ〜〜！」と ツッコミたくなるものばかり。
しかし、その世界観が かえって癖になると 評判になっているのです。
この田澤さんという おじいちゃんがすごいのは 簡単なエクセルのイラスト機能で イラストを描いていること。
イラストの知識もなく イラスト用のソフトも使わず ひらすらエクセルでパーツを作り それをモンタージュのように組み合わせ 完成させているのだそうです。
そしてすごいのは スタンプの売り上げが 「現役収入の５倍！！」 なんだそうです。
このおじいちゃん たぶん狙ったわけでも 稼ごうとしていたわけでも ないのでしょうが 素晴らしいネットビジネスの戦略です。
まずターゲットがしっかりと 絞られていて 「工事現場」「団塊の世代」など 超マニアックなエリアに絞られます。
そして、「ありがとう」とかの 一般的なメッセージではなく、 「月賦でテレビ買ったよ」とか 「まずいよ脱脂粉乳」とか 切り口が斬新です。
さらに、肝心のイラストは、 とてもきちんと礼儀正しく 古き良き日本を思わせ 愛されるキャラです。
思わず私も 「買っちゃおうかな〜」なんて 思ってしまいましたよ。
田澤さんは、中高年層も ＬＩＮＥを使い始めていることから 今後は高齢者の健康管理や 生きがいづくりにも役立つような 作品を作ることを目標としています。
私も負けてはいられません。 ネットの可能性は 年齢関係なし、性別関係なしの 無限大ですね！
田澤さんのLINEスタンプは 現在27種類が販売中だそうです。 今後も高齢者の星である田澤さんの 新作に期待したいですね。