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新入社員の五月病 どうしたら防げる?

4月に入り、 希望に満ち溢れ入社したものの、 あれれ? なんだか思っていた会社と違う・・・ 思っていた上司と違う・・・

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そんなことを思いながらも ゴールデンウィークを迎える新入社員。

楽しいゴールデンウィークが終われば またいつも通りの日常が待っていて、 7月まで連休はありません。

なんとなく、 「会社行きたくない・・・」

それはまさしく 「五月病」です!!!

五月病とは 新人社員や大学の新入生などに見られる、 新しい環境に適応できないことに起因する 精神的な症状です。

しかし、医学的に 「五月病」というのはありません。

ではいったい、 五月病というのはどんな病気なんでしょう??


五月病の症状

五月病の症状は、 次のような精神的な症状から始まり、 次第に肉体的な症状を伴っていきます。

精神的症状

・気分が落ち込む ・疲れやすい ・仕事や勉強、家事などに集中できない ・無気力感

肉体的症状

・食欲不振 ・胃の痛み ・めまい ・動悸 ・不眠

五月病の原因

五月病の原因は以下のことが考えられます。

・新しい環境についていけない ・新しい人間関係がうまくいかない ・入社試験を突破し、次の目標が見つからない ・イメージしていた理想と実際の現実へのギャップに悩む

以上のことからストレスに陥り、 自律神経の異常を引き起こすため、 やがて食欲不振や胃の痛み、めまいや動悸などの 肉体的な症状までが出現します。

五月病チェックリスト

ではあなたが五月病にかかっているか、 チェックしてみましょう。


・他人と会うのが面倒くさい ・ネガティブに考えて悩む ・夜眠れない ・服装に気を使うのが面倒になる ・通勤途中に体調が悪くなる ・趣味をやるの面倒になる ・朝になると行きたくなくなり、遅刻や欠勤が増える ・仕事のミスが増え、効率が落ちた 3~5個当てはまる方は、 五月病にかかっていると思われますので、 早急に対策しましょう。

五月病対策

五月病はたいていの場合、 一過性の心身の不調なので、 だいたい1~2ヶ月で自然と環境に慣れ、 症状が改善されると言われます。

以下のことを心がけてみましょう。

1. 職場の同僚や友人、家族など、信頼できる相手に悩みを話す。 2. 食生活の栄養バランスを良くする。 3. 生活のリズムを整え、睡眠の質を上げる。 4. 休日は仕事のことを忘れ、リラックスする。 5. 軽いスポーツを行う。 6. ゆっくりとお風呂につかる。 7. 暗いニュースや番組は見ない。

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意外に、このような方法で五月病をやりすごすことができます。

しかし、五月病は医学的には病気ではありませんが 適応障害という病気に分類されるとする意見が主流です。

ですから、放っておいてこじらせてしまい 気がついたときには深刻な状態になっている、 ということもあり得ます。

好きな趣味や、興味のあったことさえも 関心がなくなったら要注意です。

「あやしい」と思ったら 無理せず、病院を受診しましょう。

会社側の努力でなんとかなる?!

会社側も、特に夏休み前までは 新入社員の心のケアに気をつかっているようです。

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4月にせっかく研修をさせて 会社の戦力になってもらおうとしたものの 辞めてしまっては大きな損失です。

中小企業の経営者は、 あの手この手で新入社員の定着を図っています。

名古屋市の自動車販売業の社長は、 毎年新入社員の家庭訪問をして、 本人と家族に事業内容や経営方針を自ら説明する。

会社との距離感を縮めるのが狙いで、 入社式では一人ひとり文面の違う直筆の手紙を送り、 社員の誕生日には必ず電話を入れる徹底ぶり。

シェアハウス型社員寮を導入するなどして「社員の家族化」を図ったところ、離職者は会社全体で年間1~2人程度に減ったという。

ある総合印刷会社では、新入社員に職場での体験や悩みをノートに書かせ、社長がアドバイスを返す「交換日記」を毎週続けている

ストレッチ専門店を展開する「ソフネットジャパン」では、社長が自ら企業理念やビジネスマナーを教える社員研修を毎月開催。新入社員の生い立ちや将来の目標を上司に聞き取らせる独特の手法も功を奏し、3年前は4割台だった離職率を約1割に減らした

ちょっと、社長と交換日記なんて 逆にストレスになっちゃうかも!?

でも、社長の力量にもよるんでしょうね。

とにかく、あなたは一人ではありません。 必ず心配してくれる上司、同僚、家族、友人がいます。

話すだけですっきりすることも多いですので、 是非周りを巻き込んで、 五月病を克服していきましょう。

嫌なことがあった時は こんな方法もありますので、参考にしてください。

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