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藤原和博先生による「これからの働き方」

『藤原先生、これからの 働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる 21世紀の働き方』

こんな魅力的なタイトルの本が 出版されています。

著者の藤原和博さんは、 リクルート社を経て、 東京都の杉並区立和田中学校の民間校長となり 当時話題になった人です。

藤原先生が言うには 「これからの日本は、 みんな一緒の思想から ひとりひとりの考え方があっていい社会」 に移行していると言います。

ですからこれから必要になる力は、 正解を追求する力ではなく いろんな考えや情報をひとつにまとめる 「情報編集力」なのだそうです。

そこで必要になってくるのが 「シミュレーション能力」 なのだそうです。

つまり、シミュレーションをして 先を読むことができなければ 将来役立つ良い情報をまとめ、 人々を納得させることなどできない、 というのです。

それは、 「風が吹くと桶屋がもうかる」という 江戸時代からのことわざに 言い例えることができます。

風が吹くと、砂が舞い上がるため 目の病気にかかり 失明する人が多くなります (江戸時代の話ですからね)。

失明した人は 当時は三味線弾きになりました。 三味線弾きが増えれば 三味線がたくさん作られます。

三味線は猫の皮がよく使われたので 猫が減ります。

猫が減ると、天敵が減るので ネズミが増えます。

ネズミが増えると桶がかじられるので 新しい桶が必要になり 桶屋が儲かる、というのです。

つまりこの話は、 ある事象が起こり、 その影響が何段階か出ると、 思わぬ別のところに影響が出る ということを表しています。

そして、このような発想の展開を 繰り返していくうちに シミュレーション能力が 鍛えられるのです。

改めて、江戸時代のことわざって 人を納得させる力があるなって 感心させられますね〜。

この能力は、 少なからずもビジネスでも 必要になってきます。

今、営業で、 一件も契約が成立しないのに 外回りを繰り返すのは どういう展開を シミュレーションするからか?

これが分からないと、 「こんなの意味ないよ、や〜めた」と言って すぐに諦めてしまうのですね。

あなたが作業をやり続ける モチベーションを確保するために 正しい情報が必要になってくるのです。

ですから、 あなたは正確な情報を得て 将来をしっかりシミュレーションし、 100万人のなかのひとりの成功者になるよう 頑張ってきましょうね!!

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